1: ポッドキャスト「男木ラジオ」始めました。自己紹介と今後の展望。

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、男木島に暮らし始めた家族とその仲間たちの近況報告インターネットラジオ番組/ポッドキャスト「男木ラジオ」を始めました。

男木ラジオ 瀬戸内海の小島に暮らす
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実は、ポッドキャストのシリーズは3つ目でして、タイ・バンコクへの移住の様子を喋ったお散歩ラジオ、バンコクで続けようとして2回で敢えなく終了してしまったその続き、そして、今回三度目の挑戦であります。

今回は、日常を綴るということになりますので、近況報告的な形で、ただし毎回なんらかのテーマを持って、ときどきゲストを交えながらやっていきたいと思います。もうひとつの特長としては、(これも長続きできるかどうか微妙ですが)英語版も同時に進行させようと思っています。

これからどうぞよろしくお願いします。

以下は、書き起こしです。

伸一: こんばんは。

真理子: こんばんは。男木ラジオです。男木ラジオは、瀬戸内海に浮かぶ人口175人の小さな島、「男木島」に暮らし始めた家族とその仲間たちの近況報告ラジオです。

第1回の今日は、私たちの自己紹介と、このラジオの展望について話したいと思います。

伸一: はい。

真理子: 始まりました。(拍手)自己紹介しようか。

伸一: そうですね。西川伸一です。

真理子: 西川真理子です。

伸一: 娘がひとり、息子がひとり居て、小学校1年生と保育園児です。

とりあえず男木島の話しないとね。
男木島は香川県・高松市なんですけど、高松駅…港町なのかな?そこから40分、フェリーで北に向かうとある小さい島で、人口が175人くらいらしいと。

香川県高松市男木町

で、私たちがそこに今年の2016年の3月から暮らし始めましたよ、ということで。
今7月で、3ヶ月4ヶ月経ったところで、記録を残しつつ、色々面白いことが起こるのでそういう話をしていきたいなと。
多分DIYの話とかも入ってくるし、“島ならでは話”もあるし、あと『瀬戸内国際芸術祭』っていう瀬戸内海のいくつかの島で3年に1回行われるトリエンナーレがあって、そういうアートの人たちが来る時にも島が盛り上がるので、そういう話とかしていこうかな、という感じなんだけど。

じゃあ自己紹介、やってみたら?

真理子: 自己紹介?(苦笑)

伸一: どういう素性の。

真理子: 普段の仕事から・・・一応私たち夫婦で同じ職種・・・ではないか?(笑)

伸一: 端的に言ってもらっていいですか(笑)

真理子: インターネット関係の仕事をしています。

伸一: WEB制作ですよね。

真理子: WEB制作です。
私はプログラミングとか開発はしないんですけど、コンテンツを考えたり、そのコンテンツの中身を書いたり、例えば、もしそのコンテンツがデザインが必要なものだったらデザイナーさんに連絡したりとか。そういうことをしています。

伸一: あと書類関係も全部やってもらってるよね。請求書とか見積りとか、スケジュールとか。

真理子: 2人でやっている会社なので、役割分担は私が事務手続きで、とかそういう感じだよね。

伸一: 私はWordPressというオープンソースのソフトがあって、WEBサイトを作るのに便利なツールで、それを使ってWEBサイトを作っています。と、いうことですね。

男木島に暮らし始めたのは今年の3月なんですけど、その前はタイのバンコクに暮らしていて、それが2年半。その時にも実は『お散歩ラジオ〜タイ移住編〜』ていうのをやっていて、その時はタイに旅行に行ったのをきっかけに、「これは引越しちゃえばいいんじゃないか?」と思って計画を立てたり、視察をしたりっていう様子をお届けしていたと。Podcastでやっていたということですね。

そんなとこかな?コーヒー淹れてきます。

真理子: タイの時はその準備の経過の(話)をしてた・・・

伸一: 第1回は自己紹介で、第2回は真理子さんが家賃とか、幼稚園の金額とか、食費とかそういうお金のことを調べてそれをレポートする、みたいな。というのをやってたんだよね。

東京からタイへ旅立ったときの写真。2013年11月頃。
東京からタイへ旅立ったときの写真。2013年11月頃。

今回はじゃあ、どうしようかっていう話。

真理子: 今回は・・・もう引越しちゃったんだけど、引越しした経緯とか話す?

男木島に移住してきた日の写真。テーラーに荷物を積む。
男木島に移住してきた日の写真。テーラーに荷物を積む。

伸一: 引越し直後の大変だったこととか、そういうのを話したらいいんじゃ・・・ちょっとメモしておこう。

真理子: じゃあそれは次回で。

伸一: あとさっき言ったDIYですね。そんなすごいDIYじゃないんだけど、棚を作ろうとしていたり。まずムカデ退治の話あるでしょ。

真理子: ムカデとの闘い。

伸一: ムカデがめっちゃ出るんですよ。あと家の掃除の話。

真理子: それは引っ越す前だよね?3年くらい空き家だった家を今借りて住んでるんですけど、そこが・・・

伸一: 物がいっぱいあったんだよね。

真理子: ダンボールとかね。

引っ越してきたばかりのころの納屋の中。
引っ越してきたばかりのころの納屋の中。

伸一: それこそ冷蔵庫とか、中身もまだ入ってたし。あとあらゆるものだよね。服・・・。おばあちゃんが最後はひとりで暮らしてらしたらしいんだけど、その方が亡くなる本当に直前まで、そこに何十年も家族たちが暮らしていて、最後におばあちゃんがひとりになったんだけど、(そういった)というもの全部残っているところだったんだよね。だから子ども部屋だったところもあり、今も何なら仏壇も残っており、みたいな。あと納屋があって、庭があって・・・そこも・・・こう言うと超素敵な感じがするんだけど、納屋もとにかく物がすごい(苦笑)。使えるものがとにかく無い、みたいな。庭も草ボーボー・・・林。

真理子: 腰ぐらいまで。

伸一: 最後は目の高さまであったから(笑)。裏なんかはもうこんな高い・・・本当に背の高さみたいな。

真理子: 竹藪みたいな感じ?

伸一: 見上げるほどではないけど、踏み分けて行くのはちょっと怖い感じ・・・なんか動物居そう、みたいな。で、直径が2.5Mの巨大な井戸があるとか。そういう感じなんで、そこを如何に開墾していったか、というか。

真理子: 何をしたか、とか。

伸一: そういう話は(テーマとして)いいんじゃない?
あと島にあるものの話。例えば宿屋さんの話とか、もし興味がある人が・・・

真理子: こういう島ですよー、っていう紹介?

伸一: 例えばフェリーの名前が『めおん』っていうんだけど、めおんについてとか。

あとはやっぱゲストっすね。

真理子: ゲスト?

伸一: だって(ラジオの)タイトルで考えたやつは「家族とその仲間たち」。

真理子: 「家族とその仲間たちの近況報告ラジオです」・・・じゃゲストもちょくちょく。

伸一: まずは大和・順子夫妻に早々においでいただいて。軽くご紹介すると、僕の仕事で使っているソフトウェア業界の友人がこちらに。旦那さんの実家なんでIターン・・・違う違う間違えた、Uターンか。 順子さんはIターンだけど。先輩移住者っていう感じかな?何かとお世話になっているんだけどうちは(笑)。

真理子: 牛の放牧から(笑)。

伸一: あと色んなネタがある。「今日なんか出して」って言われたら“テーラーが止まった事件”っていうのがあるから。これが何かっていうと、テーラーっていう農業用の「馬力がものすごい!けど遅い!」みたいな、そういうのを僕がこのコミュニティで1台持っているやつを使ってたら、エンジンをかけるための紐が切れて・・・引っ張ったらエンジンがかかるやつ。それ切れたときの写真なんだけどさ。

テーラーの紐が切れた。
テーラーの紐が切れた。

真理子: 勢いよくやっちゃったの?

伸一: わかんない・・・フワーっとやったらヒヨーンって抜けたから。運が悪かったのかなと思ってるんだけど。そしたら近所のおじいちゃんおばあちゃん達が大集合して(笑)。「なんだなんだ」って。それで直してくれるの。

真理子: みんな工具持ってきたり、紐持ってきたりしてたよね。

伸一: 集まってきてくれてさ、やってくれたとか。そういう時にやっぱ島の人柄がでてくるじゃん。

そうだ、ゲスト。あとは先輩移住者の人たちっていうのが結構いいな、と思って。他にもフレンチレストランを開いた前田さんとかね。レストラン「建てて」たからね!

真理子: 内装もそうだよね。

伸一: 外装もだよ、全部だよあれ。

真理子: 建てたの?あれは。

伸一: 家の前に小さい納屋があって、キッチン部分が納屋なのよ。(それが)元からあった建物なんだけど、そこから繋がってるところは基礎から自分でやってたからね。

真理子: 写真とかでちょっと見たいね。ビフォーアフター。

伸一: 見たい。

あとこのちょっと上に住んでいる橋本さん、ミッキーカップルの話とか。橋本さんは芸術祭をきっかけに、そこに出展をしていて、で、住むようになって。最初は小学校の給食の配膳員をやっていたんだけど、修行をして漁師になる、みたいな。

真理子: でもイラストレーターなんだよね。

伸一: イラストレーターの仕事もできるし、絵も超かっこいいしね。男木島図書館、プライベート・・・私設図書館? 順子さんがこっちに引っ越してきてから、クラウドファンディングで200万くらい集めて図書館をつくったんだけども、その図書館のロゴとかしおりとか、すごいかっこいいやつだから。

真理子: あれ素敵だよね。

伸一: しかも結構漁師で稼いでる・・・らしい。すごいよね。

真理子: 「漁師になれるの?」みたいな話とかね。

伸一: そうそうなれないよね。あれ結構大変だと思うよ。俺が思うのは・・・怖い。海が。

真理子: 夜のね。漁に行くとき。

伸一: ひとりだもん。

真理子: あとは?

伸一: 他にもたくさん居るんだけど、今話してきた中でも既に結構面白いじゃん。だから「ヒト」にフォーカスした何か。

真理子: 後は何があるかなあ・・・子どもの話とか?「島での1日」。

伸一: そういうことね。それもいいと思いますよ。いや、子どもの話って言ってたのは「教育どうするんだ問題」なのかなと思って。

真理子: あー、じゃなくて・・・あまり面白くないか。

伸一: いや、面白いんじゃない?朝何時に学校に行って、後は走り回って遊んでいます、みたいな。それ以上何を言うことがあるのかはよくわからないけど。

(編集しつつ書き込み。上のツイートに島を歩く小学生が写っています。うちの娘。)

真理子: 確かに(苦笑)。

伸一: 『男木小・中学校』っていうのがあって、今年の、今の構成は「全校生徒が8人」で、うちの1年生の子は同級生の1年生の子と、そのお姉ちゃんの3年生の子と、あと先生と。4人で毎日過ごしている、とかさ。そういう話とか、本人に聞いても面白いんじゃない?「(いつも)何してんの?」みたいな。私が「子ども」って聞いて思ったのは、小・中学校までしかないから、「高校出るまでとかどうすんの?」とか。

別の話題ですごいベーシックなとこで言うと、1週間のスケジュールていうかさ。

真理子: 買い物とかの話?本当に住みたい人とかだったらそこらへん気になるよね。島暮らしの子どもたちってどういう風に1日過ごしてるのかなー、とか。

伸一: そんな感じかな。

それとあと、これ(男木ラジオ)の英語版が出来るんじゃないかと!

真理子: ちょっとチャレンジしてみようかなぁ、ということで・・・(苦笑)

伸一: どうなるのかなぁ、出来んのかな。

真理子: わからない。ちょっとやってみます。続くかわかんないけど。

伸一: 録音した瞬間にやめる、って可能性もあるけど・・・「やっぱやめよう」(笑)。まぁいいんじゃない?勉強にもなるし。

真理子: じゃあ1回目はこんな感じかな?

これから話そうとしてるのは、まず引越しの経緯。何で男木島に来たのかみたいな話。虫との闘い。特にムカデ。家の掃除の話。空き家からどうやって住む状態までにしたのか、とかそういう話。

伸一: あ、思いついちゃった。Amazon購入履歴をレビューする回。

真理子: あ、それ面白いかもね(笑)。どんだけ虫グッズを買っているのかがわかる。

伸一: それだけじゃないでしょ。この島は離島なんだけどAmazonが何でも届けてくれると。だから結構Amazonで物を買うのよね。

真理子: 多分食料品以外はAmazonな気がする。

伸一: でも(食料品でも)バターとかさ。今俺達のこだわりの『グラスフェッドバター』とかさ。普通のスーパーに売ってないものとかも買っちゃうし。食料品で生鮮じゃないもの?卵・牛乳・(果物・)肉みたいなものっていうのはスーパーで買うわけだからさ。島にはスーパー無いんだけど。

真理子: この購入履歴を大和夫妻と比較してみるみたいなのも面白いかも。

伸一: 『大和夫妻のAmazon購入履歴を拝見する!』っていう回。

本とかも変わってるもんやっぱり。

真理子: 変わってる?

伸一: 買う本の種類が変わってきてるから。やっぱり。

真理子: 冒険系のを買ってたもんね。サバイバルか(笑)。オススメの本とか(の話)。

じゃあまとめを続けると、あとは島にあるもの。宿とかネオンとか。島情報。

伸一: カフェ!カフェ!『TACHI cafe』ですよ!観光情報とかもいいんだろうけど。ここ旅行・観光の人がいっぱい来るじゃん。そういう時に「ここもオススメなんですよ!」みたいなのができると面白いかもね。

真理子: あとは島での1日、とか島の1週間。

伸一: 島の1年、もいいかも。まだ1年経ってないからできないけど。

真理子: 来年あたり?

伸一: 例えば今度祭りが(笑)。2週間子どもが、毎晩7から10時?うちは9時退散だけど。で、お祭りの準備をするとか。あとこのあいださ、お祭りのグッズをお隣のおじいちゃんから譲ってもらったじゃん。あれとか超かっこいいからさ。あんなん朗読するだけでもいいと思うし。

真理子: 唄でしょ?唄が平仮名と漢字で書いてあるのが・・・なんて言うの?台本みたいな。

男木島夏祭りの台本、太鼓のバチ、手ホイ、金を打つバチ。お隣のおじいちゃんから譲っていただいた。
男木島夏祭りの台本、太鼓のバチ、手ホイ、金を打つバチ。お隣のおじいちゃんから譲っていただいた。

伸一: 何だろうな、かっこよかったよね。ただなんかちょっと新しいような言葉もあった。あれ昭和55年のやつなんだけど、中になんか「観光で地元を盛り上げよう」的な歌詞が。最初のうちは「男木島と女木島は夫婦の島で・・・」みたいな、かっこいい伝説が、とか神話がとか書いてあるんだけど、後半「・・・なんか足したでしょ?」みたいな(笑)。

真理子: 観光とか(笑)。漁師の島だったのに。

伸一: だから男木島の歴史とかもいいんじゃない?調べてみよう、みたいな。

真理子: そういうテーマと、あとはゲスト紹介。

伸一: ゲストに来てもらったらその時にね、その時(ごと)のテーマで話せるじゃん。

真理子: という感じです。

伸一: お祭りがあったらお祭りで、ボートとかね。

真理子: なんか大きい行事みたいなのがあればね。ちょこちょこあるよね、掃除とか。

伸一: ある。お宮さん掃除、ドブの掃除。

真理子: あと草刈ったり。

伸一: おじいちゃんに話聞きに行くのって成立すんのかな?

真理子: わかんない。

伸一: まず耳が聞こえる人じゃないとダメだよね(笑)。あと方言の話とか、昔の「借耕牛(かりこうし)」っていう・・・ここは借耕牛も育ててたらしいんだよね。何の時だろう?米の育て方知らないけど、米を育てる時に、牛が必要な時に貸し出して米と一緒に帰ってきた、とかあるから、そういうのとか。

真理子: 今はもう全部住宅と畑だけ、あと森みたいな感じだけど、前までは牛が家の隣にいたりとかね。

伸一: こんなとこですか?
何か言い残したことは。

真理子: 言い残したこと?ありません(笑)。

伸一: もうブログは設置してあるんですよこれの。そこから配信されるんだけど、記事が1個しかないっていうね(苦笑)。

真理子: 2個だよ?

伸一: 自己紹介文の1個と、ABOUTページみたいなやつでしょ?あと蚊帳を買ったよ、みたいな話。

真理子: ・・・更新がんばりましょう。

伸一: じゃあ、今後よろしくお願いします。

真理子: よろしくお願いしまーす。

伸一: じゃあ終わりまーす。さよなら〜。

真理子: さよなら〜。

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“1: ポッドキャスト「男木ラジオ」始めました。自己紹介と今後の展望。” への1件の返信

  1. 石山です。久しぶりお二人の声をきいて、内容も楽しかったです。ご家族のみなさん元気で何よりです!
    以前何度か男木島には通ったことがあったので、風景も想像できて面白かったです。ぜひ続けてください!

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