船の汽笛で時間を把握すること

めおん2。

島を離れていくめおん2
島を離れていくめおん2

めおん2は、高松と男木島を40分で結ぶフェリー。

なぜ、めおん”2″なのかといえば、もちろん2代目のめおんだからで、少しこぶりの「めおん」もいて、普段は男木の港で休んでいて、忙しい時期や特別なチャーターの時にだけ活躍している。

めおんは途中、女木島(めぎじま・鬼ヶ島)を経由する。男木と女木、男と女の島を合わせて雌雄島と呼んでいたらしく、フェリー運行会社は、雌雄島海運だ。

男木で暮らしていると、入港してくるめおんが汽笛を鳴らすのが聞こえる。その音を聞くと、だいたいの時刻が分かる。

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男木島大祭り

2年に一度、男木島で大祭りが開催されます。男木島と女木島で交互に催される習わしということです。

男木の大祭りでは、巫女舞(みこまい)、神輿、屋台、獅子鳴らしの4つの出し物がメインで、初日総出の練習(大鳴らし)、2日目は賀茂神社での宵宮、3日目の豊玉姫神社での朝宮と、3回行われます。

その練習は昔は1ヶ月ほど、現在では2週間強行われており、昔の音、舞を知っている人たちから、若手や子どもたちに伝えられます。

今年、いろいろな御縁が重なって、僕は屋台という部隊の頭取というリーダーに任命していただきました。屋台というのは、木で組んだ直方体の骨組みに村のおばあちゃんたちが飾り付けをし、その中に太鼓、鐘、三味線の奏者が入り、その後ろや周りに音頭を歌う人たちが集って歩きながら神社へと向かう楽団のことです。

今日大鳴らしを迎えまして、その様子はまたポッドキャストなどでもお伝えしたいと思いますが、取り急ぎ写真をアップしてみます。

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蚊帳を吊り、テンションを上げて眠ること

我が家では、引っ越してきた当初からムカデの対策が進行していました。家の周りの雑草、薪をなくし、薬を撒き、バルサンを焚き、それでも入ってきてしまう家屋の隙間を埋めることでありました。ただ、家の隙間を埋めるとはいっても、築50年以上の家の場合には実質的には不可能なわけです。そこで思いついたのが、自分たちが寝ている場所だけでもブロックすることはできないのだろうかということ。つまり、蚊帳でありました。

蚊帳を Amazon で検索してみると、そのサイズと素材、織りの仕上げ方法によって価格がだいぶ違ってくることが分かりました。安いものは、アウトドア用や赤ちゃんをしまっておくためのもので、ワンタッチで開くタイプのもので3千円くらいからあります。高いものは、よもぎや麻のを使った国産のもので、サイズが大きいと10万円ほどし、こうしたものは天井から吊り下げる形のものです。

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