ムカデ対策まとめ。古民家や田舎で近くに林や畑がある家のケース。

インターネット、書籍などをいろいろ調べたまとめ。

結論としては、隙間が多くて林や土に近い家でのムカデ対策の決定版はない。なので、ここではベストプラクティスを並べます。基本は、4つ。

ひとつめ。原因に対して対策をする場合には、「他の虫が来なければ、ムカデも来ない」を原則にする。なので、結局の所、以下のような当たり前の話が並びます。

  • 穴を塞ぐ
  • 乾燥させる
  • 他の虫の餌になるゴミを隠す
  • 家の周囲に木材とかを放置しない
  • 家に触れるような雑草を生えさせない

これを全部実施するのは難しいです。なのでみんな困っているのです。だからこその以下の3つが大事になると思います。

ふたつめは、いざ出てきた時の対処法として、発見したらすぐにやっつけられる体制を整えること。ムカデが出てきたときに、殺虫剤、トングなどが別の部屋にあったりすると、見張りながら取りに行かねばならず取り逃がすことになる。ムカデのいやなところは、取り逃がした際に恐怖心が残ってしまうことで、ムカデとの戦いの半分はこの気持ち悪さとの戦いであることから、ここをがんばる。

みっつめは、蚊帳の活用で、安全安心ゾーンを確保することです。小さな子供だけ入れておいてもよいです。その際のポイントは、天井から垂らすタイプではなく、テントのように布団の下が覆われているものであることです。

最後のポイントは、刺された(正しくは噛まれた)時の対策をとることで害と不安を最小化することです。具体的な方法は、ポイズンリムーバーとお湯です。ポイズンリムーバーは、ダイバーさんから教わりました。その後聞いてまわると、環境省のレンジャー、日常的に虫に刺される可能性がある仕事の人たちは使っているそうです。口で吸い出してはいけないので、針がない注射器みたいな道具で吸い出すものです。すぐにやるのがポイント。

お湯は、43度かもう少し熱いくらいでよいらしく、それを当てることで毒の効果が劇的に弱くなるとのこと

僕は実際小さいのに噛まれた時、これらをやってほとんど痛くない状態になりました。

殺虫剤、防虫剤、軟膏などについて

正直、どのような効果があるのかが見えにくいです。うちでは、スミチオン、オルトラン、家の周りにまく白い粉などをすすめられて実際にやってみましたが、効果を実感することはありませんでした。

軟膏についても同様で自分では経験がないので、なんとも言えないですが、お湯をかけるのを薦めている記事の最後にリストがあるので買っておいてもいいかもしれません。こちらにもいくつかよさそうなのが並んでるんですが、高いです。

まとめ

要するに、家の中も外もきれいにメンテする、でも解決策はないので安全策や対処策を講じる、なによりも安心を確保することでうまく共存するというのが今のところの結論。

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