島(男木島)での一日の暮らしのスケジュール

真理子です。

瀬戸内海の島、男木島に家族で移住して間もなく1年が過ぎます。移住した経緯などは、こちらにあるのですが、夫がたまたま島を訪れる機会があり気に入って、移住することが夫婦の会話で出始めたのが2015年9月頃。

実際に引っ越しをしてきたのが2016年の3月。そろそろ一年になろうとしています。

バンコクから男木島に到着!ここから始まりました。

あまり想像がつかなかった島での生活

島の様子は旅行客が書いたブログや、すでに Facebookでつながっていた福井夫妻のポストから「こんなところかあ」とは見えてきていたのですが、幼児2人を連れた私たち家族が島で暮らすとなると、どんな暮らしになるのだろう・・・子供は自由に島を散策して遊びまわることができるなら子育てに良い環境だな・・・とかしか思いつきませんでした。

私と子どもたちは引越しまで男木島を訪れることはなく移住となったため、「一回も訪れずによく(夫の引っ越しの意向に)同意したね!」と言われることが多いのですが、引越し前に男木島へ訪れていた夫にお願いしたのが、「スーパーや家、学校の様子など、写真撮れるようだったら撮って見せて〜」ということだったくらいです。

島(男木島)での一日のスケジュール

というわけで、移住後の様子。私達の一日のスケジュールを書いたら、暮らしの様子が伝わるかなぁと思うので、やってみたいと思います。

男木島でも家族構成や職業によって、全然ちがうと思うので、参考になるようなならないようなという感じだと思いますが、島に移住する前に、あれば参考になったかなと思う情報なので書きとめておきます。

時間
6:00 起床 朝ごはんの準備。島の移住者ダモンテ商会の天然酵母パンや、フルーツ、卵・ソーセージが主。
6:30 朝ごはん、洗濯機を回す 小学生の長女とたまに夫と一緒に。保育園児の長男は7:00-8:00の間に起きて朝ごはん。
7:20 長女登校 きっちりとした性格な長女は時計を見つめながら朝を過ごす。
8:00 洗濯干し、布団片付け まだ家に残っている長男の朝食が終わると、家の中を片付け始めて仕事環境を整えます。
8:50 保育園準備と登園 保育園の日頃の持ち物は、4歳児にもなるとあまり多くありません。足りない服、手拭きタオル、水筒、昼食用の主食(ご飯かパン)を持たせて、朝は夫が登園担当。

子供と一緒に歩いても、徒歩10分あればつきます。

9:00 仕事@仕事部屋 まだ未完成の仕事場所(現在は納屋)を心待ちに、今は生活をしている母屋に仕事部屋を設置してそこで夫婦2人で仕事しています。
12:00 昼食@ダモンテ商会 ダモンテ商会でヘルシーな和食をいただきます。
13:00 仕事@図書館 ダモンテ商会がこれまでは図書館に併設された小屋でお店を出していたので、そのまま午後は図書館で仕事をすることが多いです。図書館では福井夫妻も仕事しているので、プチコワーキングスペース状態に。
15:45 長女帰宅@図書館 図書館で仕事をしていると小学校から長女が帰ってきます。図書館に私達がいるときは、そのまま上がり、仕事をする私達を横に、宿題をしたり、おやつを食べたり、本を読んだりして過ごします。
16:00 保育園お迎え 高松市の保育園は通常保育が他の地域と同じように18時までですが、ここは島。

保育園の先生2人は高松在住で毎日フェリーに乗って通ってきているため、最終便の17時に間に合うように保育園は早めの16時まで。

16:30 帰宅 お迎え後にそのまま図書館に居座り、図書館で居合わせることが多い若い移住者と話したり、仕事に戻ったりすることもありますが、子供が騒がしくなってくる頃に家に引き上げます。

家は島の上のほうにあるので、もう慣れましたが、続く坂道をよじ登っていきます。

夏は放課後子どもは他の子どもたちと外で遊び回り、17:00に島内で流れる「帰りましょう音楽」と共に帰ってくることが多かったです。

17:30 夜ごはんの準備 あまり料理が得意なほうではないので献立は一週間に一度高松へ買い出しに行くときに大体決めていきます。

たまに島の漁師さんや、顔見知りのおばあちゃんから魚・野菜をいただき、その日の献立が急遽変更になることも。

18:00 夜ごはん みんなお腹がすくのが早いので、6時台にはご飯になります。その後、今日あったことを話したり、夫がギターをひいて歌ったり、一日の中で一番のんびりとした時間を過ごします。
19:30 片付け、お風呂準備 お風呂は昔ながらのアルミ製のお風呂。冬場は寒いですが、深いので体がよく温まります。難点を挙げるとすれば、我が家のお湯は電気で夜間沸かしているため、決まった量しか使えないこと。冬場や来客があるときは気をつけないとお湯が出なくなりそうになったことも。
21:00 子ども就寝 よく動いているせいか10分しないうちに寝ます。
22:00 妻就寝 8時間睡眠を確保したいので、このくらいには寝ます。
02:00 夫就寝 夫は海外会議に参加したり、制作の仕事があるときは皆が寝て静まり返った家の中でモクモクと作業しています。

平日はこのようなスケジュールで、意外と都会で働くフリーランスの方とあまり変わらない気もします。

違う点を挙げると、

  • 通勤時間がない、お客さんとの会議もオンラインで
  • 保育所の時間が短め
  • 徒歩5分圏内に、図書館・カフェ/定食屋・農協・郵便局とATMがある(けど、それ以外はない)
  • 野菜やお魚がいただける
  • 地域行事(掃除、祭り、料理教室、会合など)などへの参加がほぼ必須

ということでしょうか。
ちなみに、土日のどちらか1日は高松へ週1回の買い出しに行ったり、平日にできない家の片付け・掃除をしたりして過ごします。

島での自分たちの時間の使い方を作る

こう見るとパソコンの前に座って仕事をしている時間が多いですが、せっかくの島ぐらし。意識して時間を使っていかないと山積みの仕事に流れていってしまい(もちろん仕事も大事ですが)一日一日、そして気づいたときには一年とか経ってしまうことになりかねないので、今後の課題はそこら辺になるなと書きながら思いました。

東京→バンコク→男木島と、ここ4年近くで3つの場所で住み、子どもも乳幼児から上の子は小学生にあがり、家族で過ごす時間はどんどん増えていってます。夫に至っては、バンコクから一緒に働く生活になったので、出張時以外はほぼ一日を一緒に過ごしてます。

場所も変わったけど働き方も変わり、子どもとの接し方も変わり、そこらへんについてもまた今度書きたいと思います。

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