男木島灯台とは
男木島灯台は、
- 1895年完成。120年超え!
- 無塗装。これは珍しいらしく、日本には2基しかないそうです
- 御影石づくり。綺麗。
- 歴史的文化財的に評価されており、日本の灯台50選に選ばれている
という灯台です。ここまで、ほとんど Wikipedia(男木島灯台) からの引用です。
以下、島の中で気がついた、見聞きした独自情報です。
- 男木島の北端にあって、港からだと電動自転車で楽しくいける
- キヨシさんという超イケメンの灯台守さんが保守をしている
- 高松と男木島を結ぶフェリー「めおん2」などで男木島のアイコンに灯台が使われている
- 裏側にはキャンプ場がある
- 浜側で泳げる
- 水仙が綺麗に咲く
さて、実を申しますと、男木島灯台、先日初めて行きました。男木島のメインの観光スポットのひとつであり、宿泊する人の多くが見に行くものなんですが。。。4ヶ月間、行こう行こうとは思いつつ、なんだかだと忙しく、いつでも行けるしまた今度にしようかなと思っているうちに時間が経ってしまいました。(東京の人が、東京タワーやスカイツリーに登ったことがないのと同じですね!)
そんなある日、いつもの島内放送が流れまして耳を傾けると「こちら海上保安部です。男木島灯台の内部の公開を行います。見学をご希望の方は、午後4時までに来てください」とのこと!これはチャンス(あるいはこの機会を逃したら僕らはあと何ヶ月行かないのだろう)とばかりに、仕事をワッとやってしまって見にいってきました。
男木島灯台の外観
綺麗なのもあるんですけど、基本、かわいい笑。
この時は特別な日だったので、朝から海上保安庁の方々が信号旗で飾りをつけてくれていました。ちなみに信号旗、映画『コクリコ坂から』で活躍してましたよね。ちょっと憧れまして、先日高松の港の近くで開催されていた海上自衛隊の船に乗って見学できるイベントがやっておりまして、立ち寄ったついでに「自衛隊の父兄会」の方々が出していた出店でこちらを買ってしまいました。
保安庁の人に聞いてみたところ、今回の男木島灯台の飾りには、特に意味は持たせていないそうでした。
すべてが御影石で出来ていて、壁にはみ出たところもないし綺麗ですよね。
使われている石は、庵治石(あじいし)とも呼ばれているようで、以下の動画で説明されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=vGeSSdLp5-g
男木島灯台の中身と上からの景色
というわけで、さっそく中に入れていただきました。中に入る時、カメラバッグを預かってもらいました。「いやー、持って入りますよ、そんなに大きくないし」と言ったのですが「いやいや、悪いこと言わないから置いていきなさいな」と言われました。
カメラバッグ、もし持ってたら邪魔だった。
一番上まで上がると、灯体がありました。Wikipedia によれば、建設時から今まで、石油灯、ガス灯、電気と来て、現在はメタルハライドランプというもののようです。Wikipedia によれば、
メタルハライドランプ (metal halide lamp) とは、水銀とハロゲン化金属(メタルハライド)の混合蒸気中のアーク放電による発光を利用した高輝度、省電力、長寿命のランプのこと。
ということです。塵などの影響を受けにくく遠くまで灯りが届くようです。
ここに写っている緑と赤のガラスは何なのかと尋ねました。これは男木島近くの浅瀬の位置を船に知らせるためのものだそうです。この灯台から見て左から右へ船が行く場合、船から見える男木島灯台の灯りは、まず緑になって透明になり、その後赤くなります。緑と赤の間にいる時に男木島に近づくと、浅瀬があるので座礁してしまいますよ、ということを伝えているそうです。
漁師さんにも以前、どの灯台が何色に見えるのかを参考にして自分のいる位置を把握することもあると聞きました。なるほど。
さて、外に視線を向けると、、、
男木島灯台の砂浜ビーチ!
男木島灯台の資料館
かつては職員の方たちが寝泊まりをしていた宿舎の建物が、今は資料館になっております。
素敵な写真ですね。灯台の中を見たいけど、見学会の日に限って用があって行けませんでした。実に羨ましい!