田舎暮らしの初期費用と生活費、 男木島編。「家賃の前払い」で暮らしを選ぶ。

@shinichiN です。こんにちは。

都会から引っ越しをして田舎に暮らす。そのコストはどのくらいになるのか、男木島という香川県高松市の少し北、瀬戸内海の小島に今年3月から暮らし始めた僕の家族を例にとって書いてみたいと思います。目次としては、

  • 家族構成や暮らし方などの前提
  • ランニングコスト: 日々の生活費
  • イニシャルコスト(初期費用): 引っ越しと住み始めの環境整備にかかったお金
  • 考察

の項目について書きたいと思います。まず、うちの特殊事情を含んだ金額をそのまま出して、その後、より参考にしやすい数字を出すために一般化された金額についても考えてみました。

最後の考察のところでは、ランニングコストと初期費用の関係=「家賃の前払い」という考え方について書きました。ここがメインのポイントです。田舎に引っ越すならこの考え方を持つことは必須なんじゃないかなぁと思います。

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男木島へのアクセス交通案内。高松駅、高松空港から高松港へ。

島を離れていくめおん2

男木島へ来るとき、電車で来るにせよ、飛行機で来るにせよ、最終的には雌雄島海運が運行するフェリー「めおん」あるいは「めおん2」に40分乗ります。JR高松駅、あるいは高松空港からめおんに乗るとき、徒歩でどう行くのか地図と写真でアクセス方法をご案内します。

読むのが面倒くさい人はGoogle Mapがこちらです。

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手軽なポッドキャスト配信方法。録音・編集、WordPressやiTunes設定のやり方

ポッドキャストの配信方法についてまとめてみました。

今回の記事のコンセプトは「お手軽」です。

ポッドキャストはシンプルに見えて実は奥が深いです。こだわり具合によっては、どこまでもツール類にお金をかけることができます。時間もどんどん使ってしまいます。が、ちょうどういいお手軽さを目指すことで、コストをかけすぎずに済ませて、楽しい人生の一面を作り出すこともできます。

今回は僕がやっている方法、できるだけシンプルで、お金や時間などのコストを削減したやり方をご紹介します。こだわりすぎてしまって続かなくなるより、パッと録ってパッと上げちゃうことで長く続いたほうがいいな、と思うためです。

僕はこのやり方で、これまでに3つのポッドキャストをやってきておりまして、今も4つ目をこのウェブサイト上で配信しています。いままでの累計のダウンロード数は2万回くらいです。また、5つ目も検討中です。

ポッドキャストの配信はすごく簡単で、楽しくて、世界が広がるものなので、みなさんもぜひやってみてください。楽しさについては3年ほど前に「WordPressでポッドキャストのススメ あるいは発信するのって楽しいしWordPressいいよね」という記事も書いていますので読んでみてください。この記事、あるいは、以下を指南を読んで、あら簡単じゃないか、自分でもやってみようという方は、iTunesへの番組登録が終わったらぜひ @shinichin までお知らせください。

メニューは以下のものです。

  1. 携帯録音のためのツールの紹介
  2. 手軽な音声編集の塩梅。Mac のGarageband を使ってます
  3. 音楽の追加は YouTube Audio Library
  4. WordPress での配信、アクセス解析など
  5. iTunes での配信方法、Android など iPhone 以外で購読者への配信方法
  6. リモート録音には、Skype とかではなくて Zencastr.com がオススメ

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男木島灯台の内部が公開されていたので見てきた

男木島灯台を正面から見たところ
男木島灯台の近くの浜からパノラマ写真を撮ってみた
男木島灯台の近くの浜からパノラマ写真を撮ってみた

男木島灯台とは

男木島灯台は、

  • 1895年完成。120年超え!
  • 無塗装。これは珍しいらしく、日本には2基しかないそうです
  • 御影石づくり。綺麗。
  • 歴史的文化財的に評価されており、日本の灯台50選に選ばれている

という灯台です。ここまで、ほとんど Wikipedia(男木島灯台) からの引用です。
以下、島の中で気がついた、見聞きした独自情報です。

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瀬戸内海放送で取り上げてもらった動画と僕の感想

島に引っ越しをすることになってから、テレビに出る機会が!おもしろいです。

僕らの日々の島の暮らしの様子をおさめてくれたり、そのときどきの心境を聞いてくれるので、記録が残ってありがたいです。YouTubeに残っている公式の動画をまとめつつ、感想などを書いてみたいと思います。

きっかけとなった、男木島図書館の特集

きっかけは、引っ越しを決めた2015年夏の滞在時に、取材に来ていた瀬戸内海放送の増田さんが「ここにも移住検討者が!え?バンコクから?」と思ってくれたことです。よい出会いでした。

その時の映像はこちら。

この特集の取材は、我々西川家にとっての島内水先案内人兼移住先行者である福井一家が、島内の若い人たちや、クラウドファンディングやブログなどでの情報発信によって募ったボランティアの人たちと一緒に、図書館のない島に図書館を自力で作る、という活動を取り上げるためのものでした。引っ越してきた島に文化を増やす、ということで始まったパワフルな動きで、この図書館、及び福井家の存在は僕にとってもそれが欠けていたら移住はしないというインパクトを持っております。

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WordBench 男木島。WordPress、翻訳イベント、夏合宿。

WordPress というのは、「誰でも簡単に自分の思うことを自由に発信できる場所を作る」をコンセプトにしている自由ソフトウェアで、ブログやウェブサイトなどを作るためのツールです。この「島に暮らすとは」というブログもポッドキャストも、WordPress を利用して作られています。

WordPress のウェブサイト
WordPress のウェブサイト

僕の仕事は、WordPress を使ってウェブサイトをお客さんのために作るというものです。

WordBench とは、WordPress を使って発信する人、何かを作る人、興味がある人たちが集まって知識を共有する場のことで、日本全国でボランティアベースでの活動が実施されています。WordBench 男木島は、男木島で WordPress を利用している人たちが集まる場所として今年から活動が始まりました。

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ONBA FACTORY, ONBA Cafe 島の移住先輩の工場とカフェ

行ってきました ONBA Cafe。

ONBA は、”おんば”と読み、もともとは多分「乳母車」がなまって「おんば」なんだと思います。

こんな形をしています。

釣り人用のおんば by ONBA FACTORY
これは釣り人の人が使うことを想定しているっぽい。

坂、細い道が多い男木島では、ものを運ぶのにこうした車輪付きで小さくて安定感のあるおんばが活躍するわけです。米、水、魚、かばん、ゴミ、なんでも運べます。

もともとのおんばには、このような綺麗な絵が描かれていたわけではありませんでした。機能のみを持った押し車だったものを借りてきて、あるいは新しく発注を受けて、絵や彫刻を施す。下の画像は、ONBA FACTORY の展示場に掲げられていた看板です。

ONBA FACTORY オンバファクトリーは 2010年7月19日〜10月31日まで開催された「瀬戸内国際芸術祭」にて、約750点の公募プランの中から選ばれたプロジェクトチームです。期間中は 香川県を拠点として作家活動を行う5名の作家により「オンバファクトリー」アートプロジェクトを展開しました。階段・坂道・細い路地・・・男木島の風景です。車の通れない細道はオンバが大活躍です。オンバを押す島のオバちゃん達はとてもステキです。オバちゃんの大切なオンバをお借りして、リメイク・「移動する立体作品」にしています。オバちゃんたちが「マイ・オンバ」を自慢げに押して歩くのは島の楽しい風景になるのではないでしょうか。島に暮らす人たちと関わりを持ちながら作品(オンバ)を制作する活動は、会期が終了した現在も継続しています(オンバファクトリー1期メンバーは解散し、現在は2名で活動中です)
ONBA FACTORY の展示室内に掲示されていた看板。

第一回の瀬戸内国際芸術祭のアートプロジェクトだったわけですね。以下の写真はギャラリーに展示されていたもので、タップやクリックで大きくして見ることができます。

男木島のおばあちゃんたちはリアルにこれを日常的に使っています。島の人たちの暮らしに密着して、日常の景観に自然な形で入り込んで、それがアートにもなっているというプロジェクトですね。僕たち一家も一台お願いをして、デザインや形の話をしているところです。できあがったら自慢ブログを書きます。

瀬戸内国際芸術祭 2016 開催中の現在は、 ONBA FACTROY と並んで、 ONBA Cafe が営業中です。どんなところでしょう。

場所は集落の真ん中あたり、港から少しだけ登って、あまり汗をかく前にたどり着くことができます。

入り口はこんな様子です。

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カフェの看板。この日の営業時間は朝九時半から夕方の四時まで。

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同じ敷地の家の中に、カフェである ONBA Cafe と工房と展示場である ONBA FACTORY があります。ONBA FACTORY は瀬戸内国際芸術祭のアートのひとつなので作品鑑賞パスポートが必要です。

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ONBA Cafe のようす

こちら、空が明るすぎて iPhone では上手に写せなかったのですが、「分補給所」とあります。海を見ながらタバコが吸える超素敵スペースとなっております。

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ちなみにこの灰皿のところまで近づくと、ポケストップが射程内に入ります。

男木島郵便局ポケストップが射程圏内に!
男木島郵便局ポケストップが射程圏内に!

これは煙分補給所を後ろから見たところでとても綺麗です。

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椅子に座ると、男木と高松を結ぶフェリー「めおん」と「めおん2」の姿も見えます。
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郵便局から上がっていくと見えてくる目印の旗。

次の写真はカフェを外から見たところ。

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カフェの中からもめおんが見える。海が光っててすごい綺麗。

ちいさん。男木島への移住の先輩。カフェで忙しく働いてました。

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おぼん、かわいい。
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景色最強
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図書館オンバ!!

ONBA Cafe の中にあるギャラリーとショップ

ONBA Cafe には、香川県のクラフト作家の人たちの作品も展示・販売されていました。

島のおみやげにめっちゃいいと思いました。観光に来た方がおみやげに買って帰るのもいいし、僕らも島から遠出をする時、これを持って行ったら仕事もうまく進みそうです。

ONBA Cafe のショップのグッズ

マスキングテープ買いました!橋本さんの底引き網漁の解説マスキングテープがツボりました。

その他にももろもろのグッズが。

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大島よしふみさん。ONBA FACTORY の代表。TEAM 男気(ちーむおぎ。またお話聞きたいと思います)の代表でもあります。

上の写真は第一回の瀬戸内国際芸術祭。2010年の頃から島の住人、島の景観と関わりながら活動している大島さんです。

オンバカフェ、オンバファクトリーが形になる前の様子。これは作業量ヤバイ。
オンバカフェ、オンバファクトリーが形になる前の様子。これは作業量ヤバイ。

アートフェス期間中、立ち寄って見てください。

リンク

http://yousakana.jp/onba-factory/

地図

オンバファクトリーとオンバカフェ

大きい地図で見る

船の汽笛で時間を把握すること

めおん2。

島を離れていくめおん2
島を離れていくめおん2

めおん2は、高松と男木島を40分で結ぶフェリー。

なぜ、めおん”2″なのかといえば、もちろん2代目のめおんだからで、少しこぶりの「めおん」もいて、普段は男木の港で休んでいて、忙しい時期や特別なチャーターの時にだけ活躍している。

めおんは途中、女木島(めぎじま・鬼ヶ島)を経由する。男木と女木、男と女の島を合わせて雌雄島と呼んでいたらしく、フェリー運行会社は、雌雄島海運だ。

男木で暮らしていると、入港してくるめおんが汽笛を鳴らすのが聞こえる。その音を聞くと、だいたいの時刻が分かる。

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男木島大祭り

2年に一度、男木島で大祭りが開催されます。男木島と女木島で交互に催される習わしということです。

男木の大祭りでは、巫女舞(みこまい)、神輿、屋台、獅子鳴らしの4つの出し物がメインで、初日総出の練習(大鳴らし)、2日目は賀茂神社での宵宮、3日目の豊玉姫神社での朝宮と、3回行われます。

その練習は昔は1ヶ月ほど、現在では2週間強行われており、昔の音、舞を知っている人たちから、若手や子どもたちに伝えられます。

今年、いろいろな御縁が重なって、僕は屋台という部隊の頭取というリーダーに任命していただきました。屋台というのは、木で組んだ直方体の骨組みに村のおばあちゃんたちが飾り付けをし、その中に太鼓、鐘、三味線の奏者が入り、その後ろや周りに音頭を歌う人たちが集って歩きながら神社へと向かう楽団のことです。

今日大鳴らしを迎えまして、その様子はまたポッドキャストなどでもお伝えしたいと思いますが、取り急ぎ写真をアップしてみます。

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